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巨人 vs 中日 第17回戦 （巨人 8勝 8敗 1分）／観客数：43298人 ／試合時間：2時間44分
■解説者コメント 槙原 寛己
両チームの先発投手の出来が非常に良く緊迫した内容だった。東野はコントロールも良く、低めに球を集める丁寧なピッチング。
いつもは四球を気にし過ぎるあまりカウントを悪くし甘いところに行った球を打たれていたが、
今回は思い切って投げていたことが良かったのだろう。 特に右打者にはカットボールなど、横滑りしていく球が非常に有効だった。
今シーズンは納得のいく投球が出来ておらず、自信を失いかけていた かもしれないが、これで少しは気持ちが楽になっただろう。
打線ではフィールズにようやくホームランが出たが、これは本人にとって非常に大きい。
外国人は一本出るとガラッと変わるもので、今後はフィールズが巨人の救世主になるかもしれない。
中日は、やはり打てないことで負けている。
長打が無く、相手がひるむことがない。そういった意味でも和田の抹消は痛い。いくら打てなくても、例え代打でも和田がいるといないでは打線の厚み、
相手へのプレッシャーが全然違う。しかし先発ソトの投球は素晴らしかったし、やはりチーム自体に力はある。
ヤクルトとの直接対決をまだまだ残している中日は、今日負けたからといって悲観的になることはないだろう。