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マー君の“身内”が好調のカギを語った
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(1)エースを“目”指す 先輩たちの見る目が変わった。投手陣のリーダー格、小山は「練習態度や何げない日常の中に自覚を感じます」。
同期入団の永井も同様。「(ポスティングで)岩隈さんがいなくなるかもしれなかったからかも」。高い志をかぎ取った会話を覚えている。
「田中が漏らしたんです。『連勝しないと上には行けないんですよね』って」。チーム全体に目を配る姿が印象に残った。高校を卒業したば
かりの18歳だったころから苦楽を共にする中で、青年田中の内なる変化を感じている。
(2)勝負どころを“見”抜く 入団3年目09年から受け持つ佐藤投手コーチは、「今年は被安打数が少ない」と進化を指摘する。昨季は
計155回を投げ被安打159。1イニングあたり1本以上打たれた。今季はこの日を終え計91回1/3、被安打61。1イニング、0・67本と
大幅に減少した。「今まで『抜く』ことを勘違いしていたのでは。終盤で抑えたいからと、序盤で全体的に力をセーブしてもダメ。ピンチにな
って抑えられるなら、打者を見て抜きながら最初から抑えればいい。球数も少なくてすむ」。戦況を的確に読む目がついたと評価する。
「あいつの球ならもっと抑えられる」と、まだまだ成長途上であると指摘する。「おかしくなるとマウンドからオレを見てくる。こうだとジェスチ
ャーすると、すぐ修正できる。岩隈にはない資質だ」と修正能力=センスを認めるからこそ、求めるハードルは高い。
(3)女房役も“目”を見張る 松比良ブルペン捕手は「キャンプで分かりました。底が上がったと。2年目までは力強さだけ。(3年目09年春の)
WBC出場後、きれいなフォームになった。今年は両方が合わさった」と明かす。この日、対戦した涌井や松坂、ダルビッシュらトップ級と濃密な
時間を過ごし、脱皮のきっかけをつかんだ。リリース時を最大力点とするフォーム修正の成果が出た。嶋は「過去の対戦のチェックを欠かさない
研究熱心」と言う。星野監督が「身体能力が高い」と認める素材が不断の努力を続けてきた。