11/06/23 11:08:50.05 povG7IlW0
プロ野球】ソフトバンクが15日の中日戦に5—3と快勝し2年ぶり3度目の交流戦優勝を飾った。
17勝2敗2分けと圧倒的な強さを見せつけて賞金5000万円をゲットだ。注目のMVP(賞金200万円)は
和田、杉内ら強力投手陣の受賞が有力。だが、チーム内では内川聖一外野手(28)を推す声がもっぱらだ。
横浜からFAで今季加入した内川は開幕から安打製造機ぶりを発揮し、15日現在、打率3割6分1厘で
パ・リーグ首位打者。しかし、交流戦では一時期の勢いはなくなった。優勝を決めたこの日は3安打2打点と
活躍したが、常に目立つ存在ではない。それでも多くのナインが「MVPはウッチーだよ」と主張するのは “陰の
貢献度”が大きいからだ。
一つはセ・リーグ時代に仕入れた相手投手の豊富な情報量だ。プロ入りから10年間を横浜で過ごした内川は
「教えられることはあれば、どんどん教えていきたい」と積極的に独自データを開示。「××は困った時は汗がよく出る」「
あの捕手は初対戦の選手には変化球で様子を見ることが多い」など細かくレクチャーした。
これがナインに大好評。ある選手は「たぶん教えるのも好きなんでしょうけど、ちょっと質問しただけで事細かに教えてくれる。
それも試合前の準備の時間とか、自分が凡退した直後とか聞きにくい時には自分から話を振ってくれる。本当に助かった」
と振り返る。
さらに、右太ももを痛めながら「自分から試合に出ません、と言う選択肢はない」と悲壮な決意でプレーし続けたことも
ナインは評価。あるベテラン選手は「ずっと下位にいる横浜から来たこともあって精神面はどうかなという部分もあった。
でも、みんなの前で不平を言うこともないし、試合では手を抜かない。むしろお手本みたいな存在だよ」と褒めたたえた。
ナインはすでに“自分たちが選んだ交流戦MVP”として内川へのプレゼントや記念パーティーも用意しているとか。
「チームが勝っている中でやらせてもらえて幸せ」と話す内川だが、他の選手の気持ちは「ウッチーと一緒にプレーできて幸せ」だ。
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)
ホークスにやってきてこれほど愛された選手はかつていただろうか?