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成瀬に神風 慣れないデーゲームで後輩の涌井に投げ勝つ
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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ロッテ・成瀬善久投手(25)と、横浜高時代の1年後輩の西武・涌井秀章投手(24)。
19日にQVCマリンで投げ合った両軍のエースは、リンクスコースに挑むゴルファーのように、気まぐれな海風への対処で明暗が分かれた。
4安打完封で今季初勝利の成瀬は「風が味方してくれた。
途中で風向きが変わって、本塁打かもしれない当たりが数本、外野フライになった。
全体的に球にスピードがなかったが、直球がホップしてくれた」と本拠地の“神風”に感謝した。
午後1時のプレーボールからしばらくは数メートルだった風速が、2時過ぎから10メートル級の強い逆風に。
成瀬はマリン風には慣れっこと思いきや、「昼過ぎにはあまり投げたことがなかった。いい勉強になった」と話した。
というのも、エース格は3連戦の初戦にあたる火・金曜にローテを合わせるため、大半がナイターでの登板となる。
だがNPBでは現在、震災を受けた節電対策として、関東でのナイターを自粛しており、この日は珍しく平日の昼間に登板機会が巡ってきたわけだ。
地元の釣り船店によると、球場周辺の海風は「寒い時期は北風だが、暖かくなると南西の風が吹く。
午前中はそれほどでもないが、昼過ぎになるとかなり強くなる」という。
慣れない昼の海風にもしっかり対処した、成瀬に軍配が上がった。
一方の涌井は翻弄されてしまったか。
突風にあおられた後半の6、7回に勝負どころで制球ミスをとらえられ、7回2失点の粘投も「完敗です」。
投球の出来を聞かれても、「風があったから分からなかった」と首をひねるしかなかった。