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★ケータイ投稿も“犯人特定”へ!悪質書き込みは即賠償
・匿名をいいことに、誹謗中傷が渦巻くネットの世界。その傍若無人さに歯止めをかける
動きが活発化している。書き込み主の特定が困難だった携帯電話からの投稿に対し、
“被害者”が、携帯端末ごとに割り振られる「個体識別番号」の開示を通信事業者に
請求できるようになる。言われなき書き込みに心を痛める“被害者”には朗報だ。
総務省は今秋をめどに、個人のプライバシーや著作権を侵害するネット掲示板などの
書き込みについて、携帯電話からされた場合、端末1台ごとに付与されている個体識別番号の
開示を、NTTドコモなど通信事業者に請求できる制度をスタートさせる。
これまで、パソコンからの誹謗中傷の書き込み主については、“被害者”によるプロバイダーへの
「IPアドレス」や「書き込み時刻」の開示請求が法的に認められていたため、特定しやすかったが、
携帯端末は、複数のIPアドレスに“相乗り”してネットにアクセスするため難しかった。
個体識別番号が開示されるようになると、特定できるため、“被害者”の反撃態勢も整うことになる。
ただ、ネット業界の反応はまだら模様だ。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「悪質な書き込み主に対し、名誉毀損による賠償を請求
できやすくなるのは歓迎」と賛成の立場を取りつつも、こんな懸念を示す。
「悪質の定義が明確でないのがやや危険。携帯の書き込みはパソコンよりも気軽なことが多い。
悪意がないのに、過剰反応した“被害者”から突然、内容証明を送りつけられる恐れもある」
通信事業者も発信者の個人情報まで安易に開示するわけではなく、権利侵害が明らかな
場合に限られ、もちろん、裁判所の命令や警察の令状が必要だ。悪質な書き込みをめぐっては、
今年5月、女優の麻木久仁子が、親族への書き込みをめぐり、裁判所に、プロバイダーへの
発信者情報開示を求めて認められた。
配慮を欠いたコメントを書き込むと痛い目に遭う-。ネットユーザーは、しっかりと肝に銘じた方がいい。
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