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「ヤミ金融、裏カジノ......」″闇紳士″からのタレコミ続々 AKB48運営陣に強まる風当たり
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人気絶頂のAKB48をめぐって、キナ臭い話が浮上している。「週刊文春」(文藝春秋)の6月30日発売号は、AKB48劇場の管理会社である「オフィス48」の芝幸太郎氏が、
同オフィス設立前にヤミ金融会社や裏カジノを経営していたとの疑惑を、当時の仕事仲間たちの証言をもとに報じた。
「商工ファンド出身の芝氏に関しては、以前よりヤミ金融経営の過去がウワサされていましたが、今回の記事は近しい同業者からの詳細な証言を元にしており、驚きました。
『貸します詐欺』と呼ばれる悪質な集金方法など、事実だとすれば当局も黙っていない内容です」(他の週刊誌記者)
同記事の中では、かつて芝氏と親しくしていた"闇紳士"たちが、表舞台に立つために彼らのもとを離れた芝氏に対し、恨み節とも取れる発言を繰り返している。
AKB48の成功をやっかんでいる一面もありそうだが、こうした元関係者からの「タレコミ」がAKB48の命取りになりかねない、との懸念の声が聞こえてくる。
「すでにAKB48の運営会社であるAKSと、総合プロデューサーの秋元康氏に関しては、資金の流れに不透明な点があるとのタレコミが相次ぎ、税務当局が調査を開始したと言われています。
そもそも、どんぶり勘定がお家芸の芸能界だけに、たたけば絶対にホコリが出てくるもの。今後、運営チームの再編成を含めた対応が必要となってくるでしょう」(芸能関係者)
他方、AKB48と接近中と言われるのは大手レコード会社のエイベックスだ。今年の同社イベント「a-nation」にAKB48が出演を決めるなど、両者は関係を急速に深めている。
「芸能界だけでなく、警察・司法関係にも幅広いネットワークを持つエイベックスだけに、秋元氏側には『ターゲットにされている自分たちを守ってほしい』との思惑があるはずです。
エイベックス側も、松浦勝人社長に暴力団幹部との同席疑惑が報じられるなど磐石ではないのですが、あの会社には、当局の狙い撃ちや闇社会からの突き上げを
ノラリクラリとかわして防御する、独得のノウハウがありますからね」(前出の関係者)
芸能史に残る大成功を収めたAKB48は今後、生き残ることができるのか。そのカギはメンバーの活躍だけでなく、運営チーム側の"防御術"にもありそうだ。
(文=石山博美)