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前田敦子が「もしドラ」セーラー服姿で登場 「どんなときも真摯に」
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「AKB48」の前田敦子が5月10日、初主演作「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の完成披露イベントに劇中のセーラー服姿で出席。
野球場をイメージした“人工芝カーペット”が敷かれた東京・六本木ヒルズアリーナで、ファン1000人以上が見守るなか、
「私たちはどんなときも、真摯(しんし)に感動を伝えることを誓います」とドラッカー節で宣誓した。
弱小野球部でマネージャーを務める川島みなみ(前田)が、勘違いで手にした経営学者ピーター・ドラッカーの著書「マネジメント」を参考に野球部を改革し、
高校野球の頂点・甲子園出場を実現するために奔走する。原作は、09年12月の発売以来、累計発行部数250万部を突破する岩崎夏海の同名ベストセラー小説。
「AKB48」の生みの親である秋元康が総合プロデュースを手がける。
前田は「岩崎さんには別の仕事でもすごくお世話になっていたので、“縁”を感じてうれしいこと」と初主演に笑顔。
もともと野球は詳しくなかったというが、「夏のザ・青春映画といえる、心温まる感動作に仕上がった。きっと生きていく上で、役に立つことが見つかるはず」と胸を張った。
一方、「AKB48」のメンバーで、後輩マネージャーを演じた峯岸みなみは「あっちゃんは、ふだんは甘えん坊」と前田の素顔を暴露。
「でも、お芝居になると一瞬で女優さんの顔になっていた。いつもと違うあっちゃんを見て、私自身も刺激になった」に尊敬のまなざしだった。
イベントには野球部エースを演じる瀬戸康史をはじめ、池松壮亮、川口春奈、野球部監督役の大泉洋らも出席。
メガホンをとった田中誠監督は、「実は昨日完成したばかり。これが意外といいんですよ」と控えめなアピール。
そして「女子マネージャーといえば『私を甲子園に連れてって』が定番だったが、この作品は『私が連れて行く』というのが面白い。
ドラッカーや野球など、女性がとっつきにくい部分もあるが、難しいことは一切ありません。ぜひ女性に見ていただければ」と熱っぽく語った。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は6月4日から全国で公開。