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北海道ローカル『水曜どうでしょう』名物D2人が語る制作方針
〈こうして始まった『どうでしょう』は、初回から高視聴率をたたき出し、口コミで徐々に全国的な人気を獲得していく。
オーストラリア、アメリカといった海外を舞台にしたロケも行われている。国内も国外も撮影で訪れた場所の撮影許可は取っていない〉
藤村さん:今でも許可は取りません。そういうのをやっていて、「何かお互いにとっていいことあるの?」という気がすごくしているんです。
今まで一回も注意されたことはありませんし、駅や店の片隅でカメラを回すことの何がいけないんだろうと思います。
嬉野さん:社会がとても戦闘的になってるってことだと思います。
藤村さん:アフリカに行ったとき、セスナに乗っていて、大泉に「ハイジャックしろよ」って、冗談を言ったんです。
そしたら社内で「もしハイジャック事件が起きたら、放送できなくなるぞ、カットした方がいいんじゃないのか」という議論が起こったんです。
いつハイジャック事件が起きるかわからないのに、そんなもののためにカットできない。そのシーンは、なくてもよかったんですけど、わざと入れました。
明らかに冗談じゃないですか。こんな冗談も許されないような社会ってすごく嫌だなと思って。
〈自分たちの面白さを追求している『どうでしょう』。DVDシリーズは、400万枚以上の売り上げを記録している〉
藤村さん:昔は高視聴率が番組の目標でした。でも、DVDを売るようになって変わりました。1枚4000円で売れるんです。視聴率で10%取ろうが20%取ろうが、DVDが1万、2万枚売れた方がいいんです。
ということは、今の番組作りの指標は、視聴率じゃなくて、DVDを買ってくれている1人1人になっているんです。
そういう意味では、視聴者というより、1人1人のお客さんみたいな感じです。その人たちを失望させないようなものを作るというのがいちばんの目標です。
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