16/02/02 18:11:33.45 0.net
保方晴子さんと、ベッキーさん。
小保方晴子さんの『あの日』(講談社)を読み終えました。
かなり「刺さる」内容でした。
STAP細胞をめぐるあの騒動の、たくさん当事者がいる中で、ひとりの方がその視点で書いたものだから、もちろん、その内容がどれくらい真実をあらわしているかわかりません。
本の中で、ある方のことを、あの騒動の「責任」がある人と書いていることも、どれくらい妥当なのか、わかりません。
真実はひとつではないかもしれない。結局、わからないままに終わるかもしれません。
読んでいて感じたことの一つは、あの騒動の中、小保方さんの叩かれぶりに、「ジェンダー・バイアス」はあったのかな、ということでした。
もちろん、小保方さんにもいろいろ落ち度があったろうし、『あの日』に書かれている以上の責任があったかもしれない。
しかし、あの世間のバッシングは、いささか異常だったように思います。
最近のベッキーさんに対するバッシングの強さに通じるところがあるように思います。
容姿が魅力的と認識されている女性に対する、ジェンダー・バイアスにもとづいてバッシングという側面はなかったか? ないのか?
もちろん、私には答えがないですが、『あの日』を読んで、そんな疑問がわいてきたことも事実です。
同じことを、男性がやっていたら、同じようなバッシングになったのだろうか?