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ウクライナの反汚職機関NABU(国家汚職対策局)が、ゼレンスキー大統領と近い関係にあるとされる人物のオフィスを家宅捜索していると、現地メディアが報じた。背景には、新たな汚職疑惑の発覚があるとされ、捜索対象にはキセル議員やコリャフチェンコフ議員らが含まれているという。
この動きが起きたタイミングにも注目が集まっている。ゼレンスキー大統領がトランプ大統領と会談するため渡米している最中であり、「偶然なのか」という疑問がウクライナ国内で広がっている。
さらにウクライナ紙ストラナは、今回のNABUの捜索は、ゼレンスキー大統領に対して譲歩を引き出すための「圧力手段」だと指摘している。同紙によれば、フロリダでのトランプ大統領との会談を前に、米国側の関係者の監督下でこの捜索が行われた可能性があるという。
またストラナは、ゼレンスキー大統領が交渉の一環として、ドンバス地域からの撤退を含む譲歩を検討する可能性があるとも報じている。ただし、これらはあくまで一部メディアの見方であり、公式に確認された事実ではない。
今回の一連の動きは、汚職対策と国際政治が複雑に絡み合うウクライナ情勢の緊張感を改めて浮き彫りにしている。
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