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20代が全体の45% 梅毒の感染が拡大 調査開始以降 最多を更新 長崎
12/1(金) 10:57配信
NBC長崎放送
長崎放送
梅毒の感染が拡がっており、長崎県は早期の診断・治療や感染予防につとめるよう呼びかけています。
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梅毒は梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主に性的接触で感染します。
治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
長崎県感染症発生動向によりますと、県内では今年11月26日までに129件の報告があり、1999年に現行の調査が開始されて以降、最多を更新。昨年の同じ時期は49件で、2.6倍となっています。
年代別では20代と30代が多く、20代が全体の45%、30代が20%を占めています。去年と比べると20代で4ポイント、30代で6ポイント上昇しています。
また妊娠中に梅毒に感染すると、胎児に感染したり、死産や早産、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあるとされていますが、今年、県内では妊娠中の感染報告が6件あったということです。
長崎県は感染が疑われる場合や不安がある場合は、早期に医療機関を受診し、感染予防のためコンドームの適切な使用や不特定多数の性的接触を避けるよう呼びかけています。
長崎放送
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