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ミスがあったのは、原発の建屋や設備の耐震設計のもとになる「基準地震動」の計算。原発周辺にある断層上端の深さを「3キロ」とすべきところを、委託先の会社がシステムに「3メートル」と入力して解析した。電源開発も結果を確認していたが、ミスに気づかなかった。
解析結果に違和感を持った規制委の審査官が昨年2月に確認を求めたが、電源開発は「この結果はあり得る」として入力値を確認しなかった。同年12月にも指摘され、今年1月にミスが判明。審査官は「自分たちでミスを見つけられなかったのは、極めて遺憾だ」と苦言を呈した。
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