23/06/07 10:02:23.44 Ygq14xqqa●.net BE:687522345-2BP(2000)
sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
入管法改正案の審議の影響で、性暴力の実態に沿って性犯罪の規定を見直す刑法改正案などの成立が危ぶまれる情勢になり、法改正を働きかけてきた性被害者らが気をもんでいる。【菅野蘭】
2017年、性犯罪を規定する刑法は110年ぶりに改正された。ただ、被害者の抵抗を著しく困難にさせる「暴行や脅迫」の有無などが性犯罪の成立要件であることは変わらなかったため、抽象的で解釈に幅が出るとの批判があった。
今回の刑法改正案は、強制性交等罪と準強制性交等罪を統合して「不同意性交等罪」へと罪名を改称し、成立要件を明確化した。盗撮行為を規制する「撮影罪」を盛り込んだ新法案も含めた関連法案は5月30日、衆院本会議で全会一致で可決された。
一方、参院では6日、入管法改正案をめぐり、立憲民主党が斎藤健法相の問責決議案を提出したため、参院法務委員会が流会。この影響で、刑法改正案などの審議が先延ばしになり、採決が21日の国会会期内に間に合わない可能性が浮上した。関係者によると、会期内の成立を目指し、与野党で協力する動きが模索されている。
被害当事者らによる一般社団法人「Spring」の田所由羽代表は「今、この瞬間も被害は生まれています。不同意性交等罪の廃案は、声を上げてきた性被害当事者の願いを打ち砕くものです。性加害も性被害もこれ以上生まないために、法改正の先延ばしは許されません」と話している。
URLリンク(mainichi.jp)