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演説中の安倍晋三元首相(67)が銃撃されて死亡した衝撃的な事件は、宗教団体をめぐり容疑者が抱えていた苦悩が、
安倍氏への「一方的な恨み」へと発展した可能性が浮上している。
容疑者の供述や犯行形態から専門家が推測するのは、「他責的傾向の強まり」と「怒りの置き換え」だ。
過度な思い込みやゆがんだ意識は、なぜ生まれるのか。
精神科医の片田珠美氏は、山上容疑者の供述から、失敗の原因や責任を自分以外に求める「他責的な傾向」の強まりを読み取る。
「『家庭連合のせいで大変な目に遭ったのだから、復讐(ふくしゅう)しても許されるはず』。
その願望を正当化していったのだろう」(片田氏)
片田氏は暗転していった人生が、容疑者のねじ曲がった「特権意識」に拍車をかけたとも分析する。
家庭連合により多くの不利益を被った分、「例外を要求しても許される」との考えだ。
捜査関係者によると、山上容疑者は家庭連合ではなく、安倍氏を狙った理由についても説明している。
安倍氏は昨年9月、家庭連合の友好団体のイベントにメッセージを寄せており、
「(家庭連合と安倍氏が)つながりがあると考えた」(山上容疑者)。
片田氏はここで「怒りの置き換え」が生じたとみている。
怒りや恨みをぶつけたい対象に接近できない、恐怖から実行できないといった場合、矛先を方向転換して別の対象を攻撃するプロセスだ。
11日に記者会見した家庭連合の田中富広会長は「自分たちへの恨みから元首相の殺害に至るというのは、
大きな距離があって困惑している」と述べたが、
片田氏は「関係があると思い込んだ安倍氏を襲うのは一方的な恨みといっても過言ではない」と分析する。
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