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大阪市がコロナ業務を必要な手続きせず外部委託 感染者管理「ハーシス」への入力作業 「災害時と同等として早急に対応」
新型コロナウイルスの感染者情報を管理するシステムへの入力作業について、大阪市が、必要な手続きを踏まず、「口頭」で、外部の業者に業務委託していたことがわかりました。
１７日に開かれた市議会の常任委員会で、感染者の管理システム「ハーシス」への入力作業の態勢を強化するため、１４日から、市が新たに、外部の業者に業務委託していたことがわかりました。
一方、業務内容については、業者に口頭のみで指示し、現時点で契約書が存在しないということです。
さらに委託料の見積書もなく、市は、業者からの「言い値」となる９６５０万円で契約を並行して進めているということです。
（自民・前田和彦議員）「これ（９６５０万円）が高いのか安いのか、誰もチェックしていない。非常に遺憾であるとしか言いようがない」。
（新谷憲一大阪市健康局長）「（感染急拡大にあたり）『災害時と同等』として早急に対応してきた」「事前に、契約担当関係局と十分な調整をできていなかった。手続き面について反省しています」。
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