22/01/18 06:09:55.87 SIzZXfbdM.net BE:209837895-2BP(1000)
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「静かなる絶滅」に向かっていると言われているキリンが、新たな調査によると、個体数を増やしつつあるという。
昨今の自然保護においては珍しい、明るいニュースだ。
最新の調査データを分析したところ、現在のアフリカ大陸のキリンの個体数の合計は約11万7000頭。
前回大規模な調査が行われた2015年の推定数から、約20%増加している。
アフリカ南西部の国ナミビアに拠点を置く「キリン保全財団」の共同代表ジュリアン・フェネシー氏によると、
純粋に数が増加した地域もあるが、統計データの精度が上がったことも一因という。同氏は、
「いずれにしろ、このように数が増えるのはうれしいことです」と話す。
かつてキリンは1種だと考えられていた。しかし、近年の遺伝子分析から、
キリンには4つの種が存在する可能性が高いことがわかっている。
数が大幅に増えているのはそのうちの3つ、キタキリン、アミメキリン、マサイキリンだ。
残るミナミキリンの数は、前回からほとんど変わっていない。
しかし、数百年前には100万頭ほどが生息していたことを考えれば、キリンの個体数が少ないことに変わりはない。
過去数十年でキリンの数は減少し、この状況を「静かなる絶滅」と表現する科学者もいるほどだ。
「しかし、ポジティブなニュースもあるのです。保護活動においては、
ネガティブなニュースが注目されすぎている面があります」と、同氏は話す。
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