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初売りに行列、福袋の店頭販売が復活 消費回復の兆し、不安材料も
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百貨店や家電量販店などの一部の小売店で1日午前、初売りが始まった。新型コロナウイルスの感染対策で昨年は福袋の店頭販売を控える店も多かったが、今年は再開する動きもある。消費回復への期待が高まるが、オミクロン株への警戒心は根強い。
西武池袋本店(東京都豊島区)では1日朝から、食品や衣類の福袋を求める人たちが行列をつくった。当初予定していた午前10時の開店が30分早められ、多くの客が食品の福袋の特設売り場がある7階へ向かった。デパ地下の「密」を分散させるため特別に設けた会場だ。今年は売り場面積を昨年より広げ、商品の数も増やした。2千~3千円台が中心で、ハムやスイーツなど計14種類の福袋が次々と売れていった。
板橋区の女性(71)は中華のお総菜の福袋を買った。「コロナが怖いから昨年は元日の初売りには行かなかった。きょうは電車も店内も思ったより混んでいなくてよかった」
西武池袋本店の久保田俊樹店長は「この2年間で密回避など安心安全への対策を学習した。それをベースにして一歩進んだ百貨店でありたい」と話した。客足については「昨年10月からお客様が戻ってきた。土曜日には(コロナ禍前の)2年前に匹敵する20万人が来店した。個人消費はかなり上向いている。今年はいい年になると思う」という。
家電量販店のビックカメラも大半の店で1日から営業を始めた。有楽町店では午前9時過ぎに「福箱」の先着販売が始まった。午前10時前に開店し、多くの人たちが集まった。昨年は福箱の店頭販売を中止したが今年は復活した。ミラーレス一眼カメラや付属品を同封した10万円ほどのものが人気だ。福箱はネットでの販売にも力を入れており、全国で手に入れることができる。オミクロン株の感染拡大も懸念されるなか、担当者は「お客さんが本格的に戻ってきてくれるタイミングがわかりにくい」と話す。
ほかにもヨドバシカメラなど家電量販店では、1日から営業するところもある。ただ、世界的な半導体不足が影を落とす。一部のカメラやゲーム機などが十分に供給されず、現場では売りたくても売れない状況が一部で起きている。
イオンモールは全国146店すべてで1日に初売りを始めた。食品や雑貨など様々な福袋が用意された。
一方で、1日は休業し2日に初売りをする小売店も多い。百貨店では三越、伊勢丹、高島屋、大丸、松坂屋などだ。小売店では従業員にも配慮し、休みを増やす動きもある。
コロナ禍がいったん弱まったように見えたこともあって消費は回復の兆しがある。
日本百貨店協会のまとめによると、昨年11月の全国の百貨店の売上高は、前年同月と比べて8.1%伸びた。
高級時計や宝飾品、高級ブランドなどが好調だ。昨年12月に入ってからも、主な店舗の15日時点の売上高は前年同期に比べて15%増えた。
ただ、百貨店を一時にぎわせた訪日客は戻っていない。昨年11月の実績をコロナ禍前の2019年11月と比較すると、売上高は7.4%減で、入店客数は約2割減の水準だ。足元ではオミクロン株の市中感染も相次いでおり、消費が本格回復するかどうかは見通せない。
高島屋の村田善郎社長は1日の年頭所感で「一時は個人消費は着実な回復傾向にあった。昨年後半からは新たな変異株の影響により、依然として先行き不透明な経営環境が続いている」とした。