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2021年度の公立学校教員採用試験の倍率(競争率)は全体で3.9倍と、過去最低だった1991年度の3.7倍に肉薄しています。特に公立小学校においては、2.6倍と、過去最低だった2020年度の2.7倍を下回りました。
教員採用試験の倍率は2000年度の13.3倍をピークに低下に転じ、それ以降は20年以上にわたって下がり続けています。
日本の「教師のなり手不足」はかなり深刻です。倍率だけで単純に論ずることはできないにしても、13人から1人を選ぶ採用と、3人から1人を選ぶ採用とでは、必然的に人材の質に差が出てくることになります。
教師の平日の勤務実態ですが、仕事時間は学校と家を合わせて平均11時間半、睡眠時間は平均5時間台でした。休日も部活動などの指導のために出勤している人が多く、休日出勤が月に「8日以上」も1割以上います。
この数字を見ると、教師は労働時間が長くて休日が少なく、労働基準法が定める基本の労働時間の上限(1日8時間、1週間に40時間)を超えていることは間違いないのです。
仕事内容の内訳は、「授業」と「その計画や準備」「授業以外の子どもへの指導」が大半ですが、「保護者対応」や「会議」「事務業務」など子どもと直接関わらない仕事も1週間(土日含む)に平均13時間ほどあります。
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