21/11/24 14:46:10.00 EfDTeQ8vr●.net BE:561344745-PLT(13000)
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ソースフジテレビ
直売所での万引 生消の努力でなくそう
農産物直売所で万引が目立っている。農家が汗水流して栽培した農産物を盗み取るのは犯罪だ。直売所の運営は、生産者と消費者の信頼の上に成り立っている。生産者・店舗と消費者が協力し、万引されにくい環境をつくろう。
万引の増加の背景には、昨年７月から義務化されたプラスチック製レジ袋の有料化があるとみられる。マイバッグの持参が増えたことで、支払い済みとそうでない商品との区別がつきにくくなることに乗じて、商品を盗み取る手口が目立つ。
また直売所は店内広告（ＰＯＰ）が多いことから、ＰＯＰの陰で商品を自分のマイバッグに入れる手口もあった。このため被害に遭った直売所では、ＰＯＰを天井からつるす方法に変えた所もある。
被害に悩まされているのは、店舗型の直売所だけではない。庭先販売などで注目されている無人販売の直売所も同様だ。無人販売では、売り場に備え付けてある箱に代金入れるケースが多い。こうした所では、料金を入れずに商品を持ち去る被害が後を絶たない。盗難があまりにも多いため、農産物の自動販売機を導入した農家もある。
直売所のように、必要最低限のスタッフで運営している店舗では、被害に遭ったからといってその都度警察に通報することは困難だという。応対に時間がかかるためだ。農村部では事を荒立てたくないという心理も働くだろう。
直売所に限って万引の被害を調べた統計はない。しかし、都市農山漁村交流活性化機構が今年３、４月に行った調査では「万引の増加など客のモラル低下」を運営の課題に挙げた直売所は２３％に上った。２０１７年の調査から１０ポイントも上昇している。
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