10/02/11 01:22:41
「生活保護、大阪市が受けやすい」転居、不正受給容疑でフィリピン人女性を逮捕。
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大阪府警は10日、大阪市住吉区我孫子東3丁目の無職飯沼斉(ひとし)(47)と妻でフィリピン国籍のパート社員アイ(30)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し、大阪地検が同罪で起訴したと発表した。
住吉署によると両容疑者は2008年4月~09年12月、アイ容疑者に月8万~10万円の収入があるのに、無収入としたうその収入申告書を市に提出、生活保護費計約103万円をだまし取った疑いが持たれている。
同署によると両容疑者は「受給した金のうち月3万円はフィリピンの実家へ仕送りし、残りは生活費に充てた」と容疑を認めているという。
飯沼容疑者は知人に「住吉区は生活保護費が受けやすい」と聞いて07年10月、堺市から同区へ引っ越し、すぐに受給を申請した。昨年12月、この知人が別の事件で府警の聴取を受け、飯沼容疑者の不正受給が発覚。大阪市が今月3日、府警に告訴していた。
大阪市によると、ケースワーカーが2カ月に1度家庭訪問し「(アイ容疑者は)働いているのでは」と再三問いただしたが、飯沼容疑者は「日本語を習いに行っている」などと説明。収入は他人名義の口座に振り込ませていたため、市側は気づかなかった。
市は昨秋、プロジェクトチームを設置して生活保護費の不正受給の実態を調査。今月9日、昨年12月の申請者の1割が、半年以内に市外から来て申請していたとの調査結果を公表している。