09/01/08 02:11:13
仏教関連のブログで勝間和代のおかしな三毒が話題になっている。
「こりゃ、ニセ科学ならぬニセ仏教だぜー勝間和代氏の三毒追放論に異議」
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
「怒らないこと/「三毒」をめぐる混乱 勝間本より役立つ?怒りの分析」
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
勝間氏の言う「仏教の三毒」は、知識として完全に間違っている。
・勝間流「仏教の三毒」=「妬む・怒る・愚痴る」
(日経BPのコラムより)URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
・仏教の「三毒」=貪・瞋・癡(とんじんち)
・貪欲(とんよく:むさぼり)
・瞋恚(しんい:いかり)
・愚癡(ぐち:教えを知らないこと、無知)→愚痴をこぼすことではない
(東大寺のサイトより) URLリンク(www.todaiji.or.jp)
勝間流「三毒」のルーツは中山正和氏。
URLリンク(www.bm8.ne.jp)
勝間氏公式ブログでも中山氏を紹介している。
URLリンク(kazuyomugi.cocolog-nifty.com)
URLリンク(kazuyomugi.cocolog-nifty.com)
また最近の勝間本「起きていることはすべて正しい」では
中山氏の「洞察力―本質を見抜く「眼力」の秘密」(PHP文庫1988年) が紹介されている。
勝間氏は20年前の自己啓発本のトンデモ仏教解釈を垂れ流していることになる。
「仏教の三毒」という言葉さえ用いなければ何の問題もない人生訓だったのに。
彼女は仏教の基礎的な書籍すらチェックしなかったのか?
勝間氏本人のメディアリテラシー(情報識別能力)の低さが露呈した。
読書法・情報収集法の提唱者として致命的なミス。