10/02/26 16:29:51 KWvaRntZ
普通のアンプは右チャンネルから流れる電流と、左チャンネルから流れる電流は、どちらもGNDで合流している。
右チャンネルアンプ->右ヘッドホン->GND
左チャンネルアンプ->左ヘッドホン->GND
GNDは0Vで固定だが、それは地面にアースを取ったりしないと無理で、流される電流によって上下する。
つまり右耳が大音量で流れていると、GNDがそれに合わせてふらふらゆれて、左耳に影響を及ぼす。
クロストークとも呼ばれ、右耳の音が反響音のように左耳から聞こえたりする。
それを防ぐために、
右チャンネルアンプ(+)->右ヘッドホン->右チャンネルアンプ(-)
左チャンネルアンプ(+)->左ヘッドホン->左チャンネルアンプ(-)
という風に別々に電流を吸収するアンプ回路を用意する。
これで、左右の分離が良くなり、音に立体感が生まれる。
こんな感じ。