10/07/13 15:40:22
日本振興銀行の木村剛前会長
中小企業向け融資を専門とする日本振興銀行(東京都千代田区)が、業務用電子メールを削除し
金融庁の検査を妨害したとされる事件で、警視庁捜査2課は13日、妨害行為に関与した疑いが
強まったとして、銀行法違反(検査忌避)容疑で近く、木村剛前会長(48)や元執行役(38)ら
当時の幹部ら数人を立件する方針を固めた。
捜査2課は既に、木村前会長らから任意で事情聴取。幹部らの供述などから、経営トップだった
木村前会長がメールの削除を了承し組織的に行われていた可能性が高いと判断したとみられる。
木村前会長は日銀出身で、小泉政権時代の竹中平蔵元金融相のブレーンとされ、金融庁顧問などを
務めた。振興銀は木村前会長が東京青年会議所の有志らと04年に設立した。
捜査関係者によると、木村前会長や元執行役ら幹部は、金融庁が昨年6月から今年4月にかけて
実施した検査の際、サーバー内に保管されていた電子メールを意図的に削除した疑いが持たれている。
削除したメールは数百通に上り、昨年経営破綻し、元社長大島健伸被告(62)が今月7日に
民事再生法違反罪などで起訴された商工ローン大手SFCGとの債権売買取引の内容などが
記されていたとされる。
2010/07/13 12:03 【共同通信】
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