【毎日/社説・論調観測】菅新政権…毎日・讀賣・産経・日経・朝日「脱小沢評価」…各社横並び[10/6/13]at WILDPLUS
【毎日/社説・論調観測】菅新政権…毎日・讀賣・産経・日経・朝日「脱小沢評価」…各社横並び[10/6/13] - 暇つぶし2ch1: ◆ErFx0i/syEDd @余命一ヶ月の鼻くそ(100616)φ ★
10/06/13 11:56:29
 菅内閣の発足で政権の主役を去った鳩山由紀夫前首相は退陣の際「国民の皆さんが聞く耳を持たなくなった」と
語り、批判を浴びた。為政者に欠かせぬ国民との信頼関係が壊れてしまったことを言いたかったのだろうが、やはり
違和感のある言い回しだ。最後まで「言葉」に振り回された政権だった。

 さて、菅内閣発足を受けた毎日新聞の世論調査で支持率は66%と鳩山内閣末期に比べ46ポイントも跳ね上がった。
政治への信頼を回復する足がかりを得た原動力は46歳、枝野幸男氏の幹事長起用にみられるように、小沢一郎前幹事長
と一線を画した人事の徹底とみられる。

 毎日は8日「『脱小沢』で新しい政治を」と題した大型社説を掲載した。今回の人事を菅直人首相が「『脱小沢』に
明確なかじを切った証し」と評価、旧来型政治との決別を促した。いつも民主党に厳しい産経ですら枝野氏起用を
「小沢氏の影響力排除を印象づけたい姿勢の表れといえ、評価したい」と論じた。新布陣を単なる小沢氏隠しとみた論調
は各紙にみられない。もうひとつ、足並みがそろったのは危機的な財政の再建に取り組むよう促す論調である。

 菅首相は「強い経済、強い財政、強い社会保障」を掲げる。毎日は「まず『強い財政』に着手すべきだ」(9日)と
具体的な財政再建計画の提示を促し、朝日は「財政再建が歴史的使命」と題した大型社説を掲載した。一方、読売は
「景気と財政再建の両立を図れ」、日経は「責任ある成長戦略と財政再建策をぜひ」と景気対策や経済成長との両立を
求めたが、財政再建への理解は共通だ。産経も含め5紙が財政再建重視で足並みをそろえる構図となっている。ここ数代の
政権で鬼門として放置された消費税問題だが、首相は11日の所信表明演説で税制の抜本改革に向け、超党派議員による
会議の設置を提言した。毎日は「参院選後をにらんだ動きとして、注目に値しよう」と評価した。

 今回の首相交代劇で思い浮かぶのは、やはり小沢氏の影響力を排除した94年の村山富市首相による自社さ政権の樹立だ。
村山氏擁立に当時動いた一人である鳩山氏が16年後、また小沢氏排除の道を開いた。ダブル辞任を宣言した両院議員総会
の演説は失い続けた「言葉の力」を使い切った瞬間でもあったのだ。結局、その村山内閣は「反小沢」を超す目標を示せ
なかったようにも思える。「脱小沢」の菅内閣はどうだろうか。【論説委員・人羅格】

ソース:URLリンク(mainichi.jp)


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