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日本振興銀行は2004年4月、中小企業への融資に特化した銀行として、経営コンサルタントの木村剛氏(48)を中心に開業した。
木村氏は日銀出身で、竹中平蔵金融担当相(当時)のブレーンとして02年10月から金融庁顧問も務めた。当初は中小企業に無担保で
融資する新たなビジネスモデルが注目を集めた。
だが、開業直後から創業メンバーの内紛が表面化。社長の解任や執行役の辞任が相次ぎ、次第に不良債権も増加した。
05年5月には木村氏自ら会長に就任したが、09年3月には商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド、破産手続き中)から、ほかの
信託銀行に譲渡済みの貸出債権の二重譲渡を受けていたことが判明。10年3月期決算で51億円の最終赤字に転落した。木村会長兼
代表執行役は経営悪化の責任を取る形で今年5月10日付で辞任した。
ソース(日本経済新聞)
URLリンク(www.nikkei.com)