10/06/07 19:25:57
南アフリカヨハネスブルク市内で、サッカーW杯を取材していた韓国のテレビ局
関係者が襲撃される事件が相次いで2件発生していたことが6日、分かった。
韓国でW杯全64試合の独占放送権を得ているSBSの教養局ディレクターが
市内を自動車で移動中、信号待ちのスキを襲撃された。突然窓ガラスを割られが、
暴漢に車内の荷物を奪われる前に急発進。車を破損された以外の被害はなかった。
また、MBCの本格派社会ドキュメンンタリー番組「W(ダブリュー)」の
ディレクターも襲われた。現地ガイドと夜間の同市内を取材していた。同ディレ
クターが公衆トイレに入った直後に首を絞められ、短時間失神。数分後に意識が
戻ったが、パスポートと現金はなくなっていた。
MBCによると「南アフリカのW杯準備~その光と影」をテーマにした1時間
番組で、ほとんど取材は終わっていて数日後に帰国するはずだったという。襲われた
ディレクターは「選手の宿泊予定のホテルや競技場周辺は安全だが、ちょっとでも
離れてしまうととても危険であることが発覚した」と話しているという。
(ソウル=趙孝英通信員)
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