10/06/06 16:18:02
唐津市浜玉町平原の農業宮添聡さん（47）のミカン畑で、全身の毛が白いニホンザル１匹が見つかった。
市浜玉支所によると、カキやビワを求め、山から下りてくる野生ザルの目撃は多いが、白いサルは初めて。
見つかったのは先月９日昼ごろ。家にいた妻久美子さん（47）と次女のあおいさん（９）が、鳴き声で
２階の窓からのぞくと50～60匹が密集。その中に、木に登って実をかじっている白いサルを見つけ、あおい
さんが撮影した。聡さんは「ふだんは何とも思わないが、今回はさすがに驚いた」とこのほど、同支所に
届け出た。
日本モンキーセンター（愛知県犬山市）によると、山形県内で数十年前から、突然変異で毛が白くなった
サルが多数確認され、２、３年前には四国でも目撃された。同センターの加藤章園長は「目が赤ければ色素
欠乏症のアルビノだが、確認できたのは過去に１例だけ。恐らく突然変異ではないか」と話す。
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画像：ミカンの木に登り、実をかじる白い毛のサル＝唐津市浜玉町（宮添さん提供）
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