10/06/05 20:36:28
宮崎県は5日夜、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染を防ぐため、移動制限区域から
特例で避難させたエース級種牛5頭について、4日に採取した検体の遺伝子検査が陰性だったと
発表した。同時に避難した1頭の感染疑いが判明してから2週間の経過観察で感染の疑いが
なかったため、国は延命を認めるとみられる。宮崎牛ブランドを支える種牛は「全滅」の危機を免れた。
県は念のため、5頭の血液の抗体検査をして、感染の有無を重ねて確認する。動物衛生研究所
海外病研究施設(東京都小平市)で、6日夜にも結果が判明する見通し。
5頭は県家畜改良事業団(同県高鍋町)が管理する種牛55頭の中から選抜された主力種牛。
避難後に殺処分された「忠富士(ただふじ)」とともに、県内の農家に提供される冷凍精液の
9割を担っていた。
県は感染拡大に伴い、「宮崎牛ブランドを守りたい」と国に特例を求め、主力級種牛6頭を
5月13~14日、家畜伝染病予防法で移動が禁止されている区域内の県事業団から約20キロ
離れた同県西都市の山中に避難させた。だが、22日に最も優れていた忠富士が感染疑いとなり
殺処分された。5頭も殺処分のはずだったが、再び特例が認められて経過観察となり、連日、
検体の遺伝子検査を続けていた。事業団で管理していた残りの49頭は、すでに殺処分されている。
ソース:URLリンク(www.asahi.com)
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