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日本人として最も長い5か月半にわたり国際宇宙ステーションに滞在した宇宙飛行士の
野口聡一さんが、2日午後0時25分、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で地球に帰還し、
元気な姿を見せました。
野口さんが乗ったソユーズは、着陸の15分前の2日正午すぎ、直径35メートルの
パラシュートを開いて一気に速度を落としたあと、午後0時25分、中央アジアの
カザフスタンの草原に無事着陸しました。野口さんは、着陸からおよそ10分後、現地で
待ち受けたロシア宇宙庁の関係者によってソユーズから外に運び出され、用意された
席に座り、手を振るなどして元気な笑顔を見せました。このあと、300キロ以上離れた
カザフスタンのカラガンダへ向かい、地元の人たちが開く歓迎式典に出席しました。
野口さんは、去年12月から国際宇宙ステーションに長期滞在し、日本の実験棟「きぼう」
などで43の科学実験をこなしたほか、地上の子どもたちと数多くの交信を行うなど
宇宙からの発信にも力を注ぎました。国際宇宙ステーションの野口さんの滞在日数は
2日で161日で、若田さんを抜いて、日本人で最も長い滞在となりました。野口さんは、
午後6時すぎにNASA=アメリカ航空宇宙局の用意した専用機でカラカンダをたち、
3日午前、拠点にしているアメリカのヒューストンに到着する予定です。
ソース:URLリンク(www3.nhk.or.jp)