10/05/23 10:13:40
テーブルに並ぶ牛レバーやユッケ、チヂミ、上ミノ…。アルコール類やご飯ものもちゃっかり頼み、
支払いになると「お金は持ってない」。高級和牛肉が“危機”を迎える今、トンでもない男が現れた。
斎藤容疑者の逮捕容疑は、２１日午後２時２０分ごろから２２日午前２時半ごろまでの間、行田市
押上町の焼き肉レストラン「安楽亭行田押上町店」に居座り、ユッケやチヂミなど１７品目２３点を
注文し続け、代金約１万３０００円を無銭飲食した疑い。
行田署によると、斎藤容疑者は同店に１人で現れた。「こぎれいではないが、まあ普通のオッサンと
いった格好」（捜査関係者）で、席に着くと次々と注文をしていった。注文した品は別表の通り。
「メニューを順番に食べていくような感じ」（同）。黙々と食べ、一向に帰ろうとする気配がない。
そうこうするうちに午前２時の同店の閉店時間になってしまった。実に約１２時間も店にいて食べ
続けたことになる。その間、斎藤容疑者は店から精算を求められることもなかった。「普通の飲食店なら、
ある程度時間がたったら、１度精算してくれと言うと思うが…」と捜査関係者も首をひねる。
さすがに閉店時間ということで代金の支払いを店側が求めると、斎藤容疑者は「ウーン」などとうなって、
「ちょっとトイレ行ってくる」。戻ってきたところを店員が「お金を持っていないんですか」と聞くと、
「持っていないんです」と話したために同署に通報した。
駆けつけた警察官が事情を聴いたところ、「誰かに払ってもらうつもりだった」とあいまいなことを
繰り返すのみで、所持金もわずか４４円しかなかったことで、現行犯逮捕となった。同署幹部も「誰かに
払ってもらうといっても、誰もいないのに、一体誰が払うんだろう」とあきれていた。
ソース：URLﾘﾝｸ(www.sanspo.com)