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ロ外相、第2次大戦の結果認めよ 領土交渉停滞も
ロシアのラブロフ外相は19日、下院で演説し、北方領土問題をめぐる交渉については、
日本が第2次大戦の結果を認めることから始めなくてはならないと述べ、対日強硬姿勢
を示した。インタファクス通信などが伝えた。
ロシアは第2次大戦の結果、北方四島を含む千島列島のすべてを獲得したと主張して
いる。日本には認められない内容で、ロシアが領土交渉の前提としてこうした主張を
続ければ、交渉の長期的停滞につながる恐れがある。
外相は「残念ながら、日本の指導部は現実を認めず、第2次大戦の結果は島々(北方
四島)には及ばないかのように見せようとする路線を続けている」とも批判した。
日本が北方領土について「ロシアが不法占拠している」との立場を取っていることに対し、
ロシアは強く反発している。
外相はまた、北方四島を実効支配するサハリン州の代表らが昨年11月の経済フォーラム
で訪日を計画した際、日本が北方領土の実業家に査証(ビザ)を発給せず、フォーラムが
中止になった問題について非難。
ソース:共同通信 2010/05/19 21:48
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