10/05/16 05:21:26
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で12日にワシントンで行われた外務・防衛当局者の実務者協議で、
沖縄県名護市の辺野古沿岸部に「くい打ち桟橋方式」で滑走路を建設する修正現行案に対し
米側が否定的な見解を示していたことが明らかになった。
首相は21日にも来日する見通しのクリントン米国務長官と会談し、修正案に理解を求める考え。
北沢俊美防衛相も5月中に訪米し、ゲーツ国防長官と協議することを検討している。
首相は15日午前、首相公邸で実務者協議の担当者から報告を受けた。
複数の政府関係者によると、米側に示した修正現行案では辺野古沿岸部のどこに滑走路を造るのか特定していなかったことから、
米側は建設場所によっては新たに環境影響評価(アセスメント)が必要になると指摘。
建設に一層の時間がかかりかねないとして、沿岸部を埋め立てる現行案にこだわる姿勢を変えなかったという。
こうした報告に首相らは「米側の姿勢は非常に厳しい」との認識で一致した。
ソース 朝日新聞 2010年5月16日3時42分
URLリンク(www.asahi.com)