10/05/03 01:11:56
原油流出抑えられず、汚染拡大＝長期化懸念、大統領視察へ－米メキシコ湾
【ワシントン時事】米南部ルイジアナ州沖の石油採掘施設の爆発事故から２日で２週間近くが経過したが、
深海で噴出する油田を封鎖できず事態は深刻化している。オバマ大統領は同日午前、非常事態宣言が出ている
同州の視察へ出発した。
ルイジアナ州は２００５年に南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」の被災地。当時ブッシュ大統領の
対応の遅れが批判を浴びたことから、今回の視察は危機管理をアピールする狙いがある。事故現場は
ルイジアナ州ミシシッピ川河口南東約８０キロ。沿岸警備隊によると、東西に広がる流出した
原油の帯の長さは４月２０日の爆発後、約１週間で１６０キロに達し、同３０日には２００キロを超えた。
海洋大気局（ＮＯＡＡ）の推計によると、１日当たり８０万リットルの原油が流出。この状態が
５０日間強続けば、１９８９年の米史上最悪のアラスカ沖原油流出事故（約４２００万リットル）に匹敵することになる。
ソース：時事通信
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