10/04/20 16:22:40
「大阪寿し」「八角弁当」の水了軒、破産手続きへ
明治時代に創業した大阪の老舗(しにせ)弁当会社「水了軒」(大阪市淀川区)が破産申請の準備に入ったことが
20日わかった。同社が手続きを委任した弁護士事務所によると、同日付で事業を停止し近く大阪地裁に破産手続きの
開始を申し立てるという。JRの駅構内や百貨店などで弁当を販売していたが、売り上げの減少が経営を圧迫していた。
民間の信用調査会社によると、負債総額は約3億3千万円とみられる。
同社のホームページによると、創業は1888(明治21)年。大阪駅構内で水あめとあんパンの販売から始め、
1890年に弁当、すし、茶の販売を開始。1947年には東海道線の大阪―三ノ宮間で車内販売も手がけた。
「大阪寿し」や「八角弁当」などの駅弁で関西を中心に親しまれていた。
調査会社によると2009年2月期の売上高は13億2千万円。90年代前半には年商が約45億円に達したが、
その後減少が続いた。従業員は昨年秋時点で約90人だった。
ソース:朝日新聞
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