10/03/27 22:57:50
殺虫剤「メタミドホス」が混入された中国製ギョーザ中毒事件で、拘束された容疑者は27日までの当局の調べに対し、犯行動機に
ついて「給与や待遇」への不満があったと供述したとされる。中国では貧富の格差拡大や就職難の深刻化を背景に近年「憂さ晴らし型」
事件が増えている。
23日には福建省南平市内の小学校で男がなたで児童を無差別に襲い、9人が死亡する事件が発生。男は結婚や再就職がうまく
いかず「生きていても面白くないと思った」と供述。やり場のない不満を爆発させたとみられている。
中国では毎年9万件近い集団抗議や暴動が起きているが、中国政府のシンクタンク、中国社会科学院で社会問題を研究する
于建エイ研究員は最近の講演で、社会に対する憂さ晴らし型事件が目立っていると述べ、高級官僚ら金持ちに対する庶民の
不公平感のはけ口となっていると分析した。
ソース(共同通信) URLリンク(www.47news.jp)