10/02/26 14:56:32
バンクーバー冬季五輪では現地時間24日（日本時間25日）、ショートトラック女子3000メートル
リレーの決勝で、1位でゴールした韓国チームが進路妨害により失格し、中国チームが繰り上げ
「金」を獲得した。しかし、韓国のインターネットでは「中国が金メダルを盗んだ」などの怒りの声が
後を絶たない。中国では中国網をはじめ、多くのメディアが26日付で伝えた。
韓国のメディア各紙は、「審判が金メダルを奪った」、「中国が論議を呼ぶ金メダルを獲得」
などと報道している。韓国のスポーツ解説者らも、問題となった進路妨害の映像分析を行い、
「ビデオを見る限り、（進路妨害と判定された選手の行動は）滑走中の自然な動きなのか、
わざとなのか判定しにくい」などと言及するなど、「中国有利」に傾いた判定に不信感を募らせた。
韓国のネットユーザーらの反応はより過激で、「中国人が金メダルを盗んだ」、
「国際スケート連盟に抗議する」、「ひどい審判だ」などをはじめ、中国による審判買収の疑いを
ほのめかすコメントが多数存在する。
少数ながらも中には、「結果を謙虚に受け止めよう」、「大人としての国民意識を保とう」
などの理性的な発言もあったたが、判定を下した審判がオーストラリア人だったことから、
韓国にあるオーストラリア大使館への「投卵」を呼びかけるコメントもあるなど、
韓国国民のプライドを傷つけられた怒りはとどまらない。
一方、中国のインターネットでは、前日にスピードスケート男子1万メートルで、
スイスのクラマー選手の失格により、金メダルを獲得した李承勲（イ・スンフン）選手を例に挙げ、
「競技のルールに反すれば失格になるのは当たり前」、「前日の様子を見ていたなら分かるはずだ」などと発言。
怒りに任せる韓国人ネットユーザーらを嘲笑する意見が目立った。
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