10/02/16 17:24:09
“シロ宣言”で幹事長の座にとどまり、再び夏の参院選に照準を合わせた民主党の小沢一郎幹事長。
一方で、今後、抵抗勢力になりかねない党内の反小沢系議員らへの“大粛清計画”もささやかれている。
特に注目されるのが対検察当局。自身の政治生命を脅かそうとした存在だけに、
3月人事での「報復」が注目されている。
先週半ば、建設中の新議員会館の部屋割り表が配られた。小沢氏を支える
若手議員グループ「一新会」の関係者は不起訴の高揚感も手伝ってか、
「バカどもが第1議員会館8階に集まる。火でも放とうか」と冗談を飛ばした。
「バカども」とは、枝野幸男行政刷新相や前原誠司国交相、野田佳彦財務副大臣といった、
幹事長辞任含みで小沢氏の責任に言及した面々や、反小沢色が濃い“7奉行”の仙谷由人
国家戦略相や玄葉光一郎衆院議員。さらに反小沢の小宮山洋子、手塚仁雄両衆院議員らも含まれるという。
激し過ぎるジョーク。小沢氏側の勝利宣言の側面と、反小沢陣営への遺恨がうかがえる。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「小沢氏は敵味方をハッキリさせ、敵は絶対に許さない。
『捜査終結』と『幹事長留任』が前提だが、辞任論を唱えた議員は徹底的に人事で冷遇するだろう」と話す。
現に、非小沢系の中堅議員は「藤井裕久前財務相の辞任劇を思いだしてほしい。
西松事件で小沢氏に代表辞任を求めたせいで、藤井氏は次第に追いつめられた。
似たようなことがまた起こる」といい、こう続けた。
「前原氏のポスト鳩山は消えた。野田氏もあり得ない。渡部恒三元衆院副議長は、次の選挙では
公認されないだろう。陰で言っていた議員も、小沢氏側は把握している。干されるだろう」
小沢氏の議員辞職を声高に求めていた村越祐民衆院議員は事業仕分けなどで外されていたが、
新議員会館でも本会議場から最も遠い部屋を割り当てられた。
それ以上に、小沢氏側の怒りの矛先となりそうなのが、特捜部をはじめとする検察当局だ。
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