10/02/15 07:38:22
★参院比例に落選組=団体離反で苦肉の策-自民
夏の参院選の比例代表について、自民党の候補者擁立が難航している。
野党転落で日本歯科医師連盟(日歯連)など、全国規模で集票が期待できる支持団体が離反したためだ。
執行部は、昨年の衆院選で落選した前衆院議員をくら替え出馬させる方向だが、
かつての支持組織の穴を埋める候補は見当たらないのが実情だ。
「知名度が高く、全国の有権者がなるほどと理解していただける候補者ならメリットがある」。
谷垣禎一総裁は12日の記者会見で、「衆院落選組」の参院比例代表へのくら替えを積極的に検討する考えを示した。
同党の前回2007年の参院選の比例候補は35人。
今回も前回並みの擁立を目指しているが、日歯連は昨年9月に擁立見送りを決定。
全国土地改良政治連盟の推薦候補も自民党からの出馬を辞退した。
業界団体の離反に歯止めが掛からず、現時点で比例の公認候補は20人にとどまっている。
そこで執行部が目を付けたのが衆院落選組だ。
名前が挙がっているのは、小坂憲次元文部科学相や松浪健四郎氏のほか、
2005年の衆院選で当選した「小泉チルドレン」の片山さつき、佐藤ゆかり両氏らだ。
参院幹部の一人は「全国でも戦える候補」と期待するが、
「今さら目玉候補にはなり得ない」(中堅)と冷ややかな視線も注がれる。
与党時代の自民党は、候補者集めに苦労したことはなく、
07年7月に行われた前回参院選では、同年2月の時点で32人の公認が決まっていた。
しかし、今回は出遅れが目立ち、10日には谷垣総裁自ら党本部で女性タレント(45)と面談し、
比例擁立の可能性を探った。こうした中、党内からはくら替え批判も出ている。
小池百合子元防衛相は12日、川崎市内で講演し、衆参同日選挙の可能性に触れた上で
「このところ参院にぽんぽんくら替えする方がいるが、
(衆院の)小選挙区で次の備えをした方がいいのではないか」と不満を示した。(2010/02/14-14:48)
時事通信 URLリンク(www.jiji.com)
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