10/02/10 10:41:52
漢字が読めない書けない、ことわざの意味を知らない、歴史を学ばない、勉強時間は中国人の半分、
大学の教科書はマンガ、年間に一冊も本を読まない国民がなんと3000万人。そして何より働かない。
途上国からもバカにされる学力と国力。
レポートひとつ自分の力で書けない大学生がうようよいる―ゆとり教育が実施されて以来、
「日本人はバカになったのではないか」という懸念があらゆるところで論じられているが、
日本人は本当にバカになったのか。本誌が取材を進めると、信じがたい話が出るわ出るわ・・・。
法政大学の川成洋教授が嘆く。
「大学では英語、スペイン語、政治学、そしてヨーロッパ文化論を教えていますが、
後者2つはベーシックな知識がなくてもなんとかなります。問題は英語です。
基礎のできている学生とできていない学生の差が激しすぎる。『主語と動詞はなんとなくわかるが、
補語と目的語といわれてもなんのことやら』という学生はまだマシなほうで、
なかにはアルファベットの順番がわからない学生や、『次の英文を日本語訳せよ』と問題を出すと、
全部ひらがなで書いてきた学生もいて、手がつけられない」
中央大学の山田昌弘教授も、学生の信じられない言動に頭を悩ませている。
「他大学に勤務する先生に聞いた話ですが、(学術本を読ませるのは難しいだろうと思って)
『新書を一冊読んでレポートを書いてきなさい』と課題を出すと、『新書ってなんですか?
新しい本ですか?』と学生にいわれて愕然としたそうです。また、私のところにも
『ソ連が崩壊したのは戦前ですか?』と平然と尋ねてきた学生がいましたね。
我々が常識として知っていることを知らない若者が、確実に増えています」
ためしに身近にいる大学生に「広島・長崎に原爆が投下された日はいつか」と聞いてみてほしい。
本誌が複数の大学生(いずれも都内有名私立大学に通う)に尋ねてみたところ、
「1945年8月まではわかるけど、その年はいっぱい『記念日』があるからややこしいですよね」と
曖昧に濁す学生や、「1989年8月2日でどうでしょうか? 下4ケタが8982でバクハツですから」と
シャレなのか本気なのか判別しがたい答えを返してくる学生に出会った。
大学生の歴史感覚の欠如は、相当深刻なようだ。
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