10/01/31 12:26:21
BPO(放送倫理・番組向上機構)のウェブサイトには、視聴者から寄せられたテレビに対する
意見が紹介されている。これらの意見には時に鋭い問題を投げかけるものも含まれている。
11月に寄せられた意見の中には、リタイアした高齢者のことを「○歳・無職」と表現することに対して
疑問を抱く人が登場。
「今まで社会を支えてきた高齢者の方に、ただの『無職』という肩書きの字幕表示をするのは
少し違うのではないかと思います。たとえば『元会社員』とか『元自営業』などという配慮があっても
よいのではないでしょうか」と問題提起をした。
確かに政治の世界から引退をした総理大臣経験者などは「村山富市元首相(85)」となる。
また、先日読売巨人軍の「鬼寮長」として知られた武宮敏明さんが亡くなった際も、スポーツ報知では
「巨人軍OBで元寮長の武宮敏明(たけみや・としあき)さん」と表現されている。
このような「肩書き」の判断について新聞記者に聞いてみると「読者が知ることに意味がある場合は、
『元○○』という肩書きをつけるようにしています。その他の場合は基本的には『現在何をされているか?』を
優先します。たとえば現在日本航空の再建に関し、OBが取材を受けることが多いですが、
彼らに対しては『日本航空OB』の肩書きを明記し、『無職』などとは書きません。
これは『日本航空OB』に意味があるからです」とのこと。
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