10/01/23 12:47:23
“経済危機”の余波はフランスリーグにも及んでいるようだ。フランス・プロサッカーリーグ
協会は、2008-09シーズン、1部および2部リーグが3354万ユーロ(約42億6000万円)の
赤字を計上した上、前年度と比べて選手売却による収入も減少したことを発表した。
同協会によると、フランスリーグは2008-09シーズン、過去3年間で初めて赤字を計上。
1部、2部リーグの計40チームは、選手売却により2億1550万ユーロ(約273億5000万円)の
収入を計上したものの、前年度の2億6580万ユーロ(約337億3000万円)を下回る数字となった。
フランス経営監査機関(DNCG)の報告によると、2008-09シーズンで黒字を計上したのは、
わずかにリヨン(540万ユーロ=約6億8500万円)とボルドー(410万ユーロ=約5億2000万円)の
2クラブのみだという。
また、フランスの放送局「カナル・プリュス」および「Orange」(フランス・テレコム)との間で
結ばれた放映権などによる売り上げは、前年度5%増の12億7000万ユーロ(約1611億円)に達したものの、
選手売却による収入の減少を補てんするには至らなかった。
2009-10シーズンはさらなる経営悪化が予想され、選手たちの年俸が2%減少したにもかかわらず、
赤字は1億ユーロ(約127億円)に膨れ上がると見られている。
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