10/01/20 23:50:02
東京・銀座にある老舗ビルを転売しながら売却益を申告せず、法人税約8億円を免れたとして、東京地検特捜部は20日、
指定暴力団稲川会系組長で不動産会社「湊開発」(東京都港区)実質的経営者の中村富夫(60)=韓国籍、本名・張富夫、
同社社長の坂元秀之(53)両容疑者を法人税法違反(脱税)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、両容疑者は共謀して湊開発の05年12月期の法人所得約26億7700万円を隠し、法人税約8億200万円を
免れたとしている。中村容疑者は容疑を否認しているという。
関係者によると、湊開発は99年10月に銀座5丁目のテナントビル「秀吉ビル」(地上5階、地下1階)を買収。テナントらが退去
した後の05年7月に渋谷区の不動産会社に転売し、多額の売却益を得ていた。両容疑者は経費を水増し計上し、法人所得を
不正に圧縮していたとされる。
特捜部は昨年10月、東京国税局と合同で関係先を家宅捜索していた。
秀吉ビルは48年に建設。画廊やドイツ料理店が入居する近代建築として有名だったが、07年に取り壊され、現在は別のテナント
ビルになっている。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)