10/01/19 09:29:50
「『深沢銀行』には10億円くらいの現金があるんだよな」
逮捕された衆院議員、石川知裕(36)は、民主党幹事長の小沢一郎(67)の
私設秘書当時の情景を、周囲にこう吹聴していたという。
「深沢銀行」。それは小沢の自宅がある「東京都世田谷区深沢」から名付けられた
隠語で、小沢が個人的に管理しているといわれる巨額の資金を指す際、秘書らの間で
用いられていた言葉だという。現金が必要な際に、必要な額がいつでも引き出せることから
「銀行」と称され、政治資金収支報告書には記載されないカネを指すと指摘される。
小沢の元秘書は産経新聞の取材にこう話す。
「自宅の食堂の奥に、小沢先生と家族以外は誰も入れない『書斎』がある」
「誰も見たことはないが、その書斎の中に隠し金庫があり、ガバッと現金があると聞いている」
平成17年9月の郵政選挙の際、都内の事務所で不審な預金通帳を見たという
旧自由党関係者もいる。
「通帳には大手企業の名がずらりと並び、100万円単位の入金記録が残っていた。
所々に出金記録があり、その横に手書きで出金先が書いてあった。覚えているのは大物議員の名前。
与野党問わず数百万円が出金されていた」
その入出金の内容から「表に出せないカネ」であることが分かったという。
自宅の金庫、不審な通帳…。小沢と一心同体といわれる秘書や同僚議員にさえ、
その実体がつかめないという小沢の“ポケットマネー”。真偽は不明だ。
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