【USA】 米国から見たトヨタに吹く逆風の正体 1980年代後半の「アウディ」に酷似?…ポール・アイゼンスタインat WILDPLUS
【USA】 米国から見たトヨタに吹く逆風の正体 1980年代後半の「アウディ」に酷似?…ポール・アイゼンスタイン - 暇つぶし2ch3:ポーク‥‥φ ★
09/12/11 10:03:53
>>2の続き
●車両信頼性調査で一転して大苦戦

 紆余曲折の末、米国政府は最終的に問題はなんと「ドライバーのエラーだった!」と結論付けた。
だが、時すでに遅く、販売は失速。この騒動以前には米国で最も勢いのある高級車ブランドだったが、
以後その勢いを取り戻すことはなかった。米国での販売台数は今や、BMWの3分の1にすぎない。
ちなみに、アウディとBMWの世界販売はほぼ拮抗しているにもかかわらず、である。

 むろん、現在のトヨタ(およびレクサス)は、米国においては当時のアウディよりもはるかに確立された
ブランドであり、米国人からすれば、アップルパイのごとき存在だ(輸入車というよりも、アメリカの車同然)。
しかし、たとえそうだとしても、逆風が強まっていることも事実である。

 たとえば、1936年の創刊以来、米国民から“消費の指南役”として高く評価されている
「コンシューマーレポート」(米消費者組合発行)の車両信頼性調査。
これまではトヨタの評価がずば抜けていたが、今年は最も重要なミッドサイズセダンのセグメントで、
フォード・モーターの「フュージョン」に敗れた。

 また、カリフォルニア州の調査会社ストラテジック・ビジョンが発表した
2009年の総合価値指数(TVI)では、トヨタは23あるセグメントのうちひとつもトップを取れなかった
(2008年にはレクサスを含めれば10セグメントでトップを飾った)。
TVIは、品質や信頼性だけでなく、「運転する楽しさ」といった要因も測る。
「ビッグスリーのような信頼性が低かった自動車メーカーまでもが相対的に高い品質の車を作れるような
時代にあっては、信頼性の高いハードウェアをただ世に出すだけではもはや十分ではない」と
ストラテジック・ビジョンのアレクサンダー・エドワーズ社長は指摘する。

 2009年のトヨタの米国販売台数に目を移しても、ここ数カ月こそ緩やかな回復を示しているが、
今年上半期の落ち込みは、経営破綻したGMに匹敵するほど、激しい。
特にレクサスは、「LS460」などハイエンドほど落ち込みが大きくなっている。
若者を狙った「サイオン」の販売もふるわない。

 確かに、良いサインもある。
たとえば、第三世代プリウスの米国販売は最近になって、再び勢いを増している。
ただ、かつてはトヨタの独壇場だったエコカー市場も今や群雄割拠といったありさまであり、
環境=トヨタというイメージはここ米国ではだいぶ薄らいでしまった。
今や、フォードですら、その「フュージョン・ハイブリッド」が
トヨタの「カムリ・ハイブリッド」よりも低燃費である点をアピールして、台数を伸ばしている。

URLリンク(diamond.jp)

続く


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch