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◇民主党:小沢幹事長が中国訪問へ 同行者は600人以上
民主党の小沢一郎幹事長は10日から4日間の日程で、中国と韓国を訪問する。
中国訪問は党所属国会議員143人と支持者ら計約630人という大所帯で、
胡錦濤国家主席との会談も予定している。個人で11日に訪れる韓国でも、
李明博大統領との夕食会が予定されており、政権交代を内外に印象づける外遊となる。
今回の訪中は、中国共産党と民主党間の定期的交流組織「日中交流協議機構」と、
小沢氏が自民党時代から取り組む民間交流「長城計画」の合同事業。小沢氏は
党代表就任直後の06年7月に訪中し、胡主席との会談で日中交流協議機構の
発足を決めるなど、野党時代から中国とのパイプづくりを進めてきた。
小沢氏は胡主席との会談について「私は政府の人間でもなく、政府が取り上げるような
問題を議論するつもりはない。基本的に草の根交流だ」(7日の記者会見)とし、
東シナ海ガス田の開発問題など個別の外交案件には踏み込まない意向を明らかにしている。
ただ、訪中団結成にあたり、先の衆院選で初当選した新人議員約140人に参加を要請。
半数以上にあたる約80人が同行するなど、大規模な訪中団を結成することで、
小沢氏の政治力をアピールする狙いがありそうだ。党幹部は「対中関係で
強いパイプを持つことで、米国への発言力を高める環境ができてくる」と指摘した。
ソース(毎日新聞)URLリンク(mainichi.jp)