09/12/05 18:18:35
★「家で忘年会」20代の3割 家で作る「キムチ鍋」「カレー鍋」人気
●忘年会で希望する会費は1回あたり4690円と2年連続で減った。
女性に限ってみると希望する会費は4329円とさらに少なめ。
キリン食生活文化研究所の調査によると、2009年の忘年会を1回は
自宅や友人の家で行おうという人が若年層を中心に多くみられ、
20歳代の3割がそう考えている。忘年会で人気の鍋料理について、
20歳代が家で作りたいと考えているメニューは「キムチ鍋」「カレー鍋」が多い。
一方、飲食店で食べたい鍋としては「もつ鍋」「しゃぶしゃぶ」が人気で、
外で楽しむ鍋と家で作る鍋を場面に応じて分けていることがうかがえる。
キリンが11月16―18日にインターネット上でアンケートを実施し、約3500人から回答を集めた。
忘年会への参加意向は20歳代から60歳以上の各年代で50%を超えており、
参加回数は「2回」が最も多く26%。「3回」も17%あり、半数近くの人が複数回参加しようと考えている。
ただ忘年会で希望する会費は1回あたり4690円と2年連続で減った。
女性に限ってみると希望する会費は4329円とさらに少なめ。
忘年会を行う場所は「飲食店」が全体で94%と圧倒的だが、
少なくとも1回は家で行おうという人も22%おり、20歳代ではこの割合が32%にのぼった。
20歳代の人に家で作りたい鍋料理を尋ねたところ「キムチ鍋」という回答が37%で人気トップ。
次いで「カレー鍋」が36%となり、以下「おでん」が35%、「トマト鍋」が31%と続いた。
飲食店で食べたい鍋料理を聞くと、20歳代では「もつ鍋」が28%で最も人気で、
「しゃぶしゃぶ」が27%とこれに次ぐ。以下「ちゃんこ鍋」が19%、「かにすき」が17%となった。
このほか、家と店とを問わず忘年会で飲みたい飲み物は「ビール」がトップ。
男性の94%、女性の86%がそう答えた。次いで男性は「焼酎」(47%)、
女性は「チューハイ・サワー」(45%)が多く挙がった。
忘年会に対するイメージは「皆でワイワイ楽しめる」が58%で最も多く、
以下「この時期の楽しいイベント」が40%、「コミュニケーションをとるいい機会」が36%となった。
節約志向はみられるが、忘年会はやはり年末の楽しみとしてとらえられていると、キリンは分析している。
▽関連リンク
・キリン食生活文化研究所のWebサイト URLリンク(www.kirinholdings.co.jp)
nikkei woman online URLリンク(wol.nikkeibp.co.jp)