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★保守 自民、言い換え? 「使い古された言葉」と批判 党名に“和魂”“自由新”浮上
自民党の再生策を検討する政権構想会議(議長・谷垣禎一総裁)は27日、
党本部で会合を開き、第2次勧告取りまとめの議論を続けた。
会議では党のよりどころとしてきた「保守」を、新しい言葉でどう表現するかが
最大の焦点となってきた。党再生をアピールするには
保守は「使い古された言葉」で、支持者拡大に障害になるなどの理由からだが、
党所属の全国会議員が参加する次回会合では「保守」をめぐり紛糾しそうだ。
「保守という言葉をそのまま使って、国民がどういう感じを受けるかだ」
27日の会合後に記者会見した伊吹文明議長代理は、「保守」に代わる言葉探しに
苦労している様子をにじませた。伊吹氏は昭和30年に当時の自由党と日本民主党が
合同して自由民主党が誕生したのを「保守合同」と呼ばれることについて、
「反社会主義や反共産主義の政党が一緒になっただけ。
保守主義の政党が一緒になったわけではなかった」と解説した。
また、宏池会(現古賀派)が自派を「保守本流」と呼ぶことにも
「自民党の権力の本流にいたということであって、保守主義の本流にいたのとは
まったく違う。間違った保守の使い方をしてきた」と強調した。
構想会議は25日に伊吹氏ら幹部が集まって今後の対応を協議したが、
保守の定義を示す必要とともに「自民党イコール保守」と明確に
打ち出すべきかが問題になった。そこで、保守の理念は継承すべきだが、
「保守」という言葉とは違う別の表現を探すべきだとの方向になったという。
その延長線上で、党名変更も浮上。幹部間の協議では、欧州の政党が党名変更後に
政権を獲得した事例が紹介され、和魂洋才からとった「和魂党」や「自由新党」などの案が出た。
ただ党名変更は、コストなどの問題があるとして、2次勧告では「検討項目」として盛り込む方針だ。
こうした中、谷垣氏は27日、福岡市で開かれた党の会合で
「保守だけでなく、浮動票を引きつける何かをやらないと選挙に勝てない気がする」と述べた。
しかし、出席者からは「自民党らしさが大切だ」という意見があがり、
谷垣氏は「保守が基盤だ」と釈明せざるをえなかった。
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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