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人材派遣大手の旧グッドウィル・グループ(GWG、現ラディアホールディングス、東京都港区)による
人材派遣会社の買収仲介を巡る脱税事件で、法人税法違反(脱税)容疑で逮捕状が出ている
公認会計士、中村(旧姓・中沢)秀夫容疑者(52)の知人男性(35)を
東京地検特捜部が集中的に事情聴取していることが分かった。
男性は脱税の舞台とされるファンドの運営会社を中村容疑者と共同経営していた。
特捜部は金の流れを知るキーマンと位置づけ、近く本格捜査に乗り出す模様だ。
捜査関係者によると、中村容疑者が社長、男性が取締役を務めていた
「コリンシアンパートナーズ」(港区)が運営するファンドは06年10月、
GWGが人材派遣会社「クリスタル」(京都市、現ラディアホールディングス・プレミア)を
買収する際に受け皿となり利益を得たが、適正に税務申告をせず、法人所得約50億円を隠して
約24億円を脱税した疑いが持たれている。
中村容疑者が7月、海外に逃亡したため、特捜部はかつての共同経営者で、
現在港区で投資関係会社を経営する男性から事情聴取を進めている。
関係者によると、中村容疑者側は「脱税マネー」などを原資に06年末、
住宅販売会社「千年の杜(もり)」(現東邦グローバルアソシエイツ、港区)を買収。
千年の杜は07年6月、熊本県内の不動産を約20億2000万円で購入し、
約33億6000万円で都内の不動産管理会社に転売した。
転売益約13億4000万円の一部が中村容疑者か男性側に流れた疑いがあり、
男性は6月、毎日新聞の取材に
「(転売益の一部は)中村容疑者に流れた。自分は受け取っていない」
と語った。
(2009年11月12日 2時30分)
毎日jp
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