09/10/29 15:14:48
★年金新制度、4年以内に創設=参院でも代表質問-鳩山首相
鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党代表質問が29日午前、参院本会議でも始まった。
首相は、年金改革に関し「記録問題は2年間かけて国家的プロジェクトとして解決に向けて努力する。
4年間、新たな年金制度の創設に向けて最善の努力をする」と述べ、4年以内の新制度創設を目指す考えを強調した。
民主党の輿石東参院議員会長への答弁。
民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)の工程表で、年金を一元化して新制度を創設する法案を
2013年度までに成立させると明記しており、首相の発言は、これに沿って制度改革を実行する
決意を示したものだ。
輿石氏に先立ち、自民党の林芳正前経済財政担当相は、
民主党のマニフェストについて「できもしないことが数多くある」と指摘したが、
首相は「国民との契約だ。今、変更することは想定していない」と明言した。
林氏はまた、鳩山政権の経済・財政政策を「中長期的な成長戦略もなく、財政規律意識も欠けている」と批判。
これに対し、首相は「わが国の財政を借金まみれにし、将来世代へ天文学的な付けを回し続けた自民党に、
総括と国民に対する謝罪を求めたい」と強調した。
民主党は衆院での質問を見送ったが、「国会軽視」との批判もあることから、衆参で異なる対応を取った。
午後は衆院本会議で代表質問が再開され、共産、社民両党が首相の政治姿勢などをただす。(2009/10/29-13:14)
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