09/10/26 10:25:11
■会計帳簿も「虚偽記載」 献金問題、原資に鳩山家資金
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の収支報告書虚偽
記載問題で、会計担当者だった元公設秘書(解任)が、収支報告書の
元になる会計帳簿にも実際には献金していない人の名前を書くなど虚偽
記載を行っていたことが25日、関係者への取材で分かった。収支報告書の
虚偽記載は政治資金規正法違反となるため、つじつまを合わせようと会計
帳簿でも偽装したとみられる。
偽装献金の原資には、鳩山首相の個人資金以外にも、母親ら鳩山家の
資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)の資金が使われていたことも
新たに判明。東京地検特捜部は六幸商会から経理資料の提出を受け、
偽装額の特定など実態解明を進めている。
関係者によると、収支報告書に個人名を記載する必要のない5万円
以下の「匿名献金」分について、元秘書は特捜部の任意の聴取に対し
「首相の個人資金を充てた」と虚偽記載を認めた、としている。会計帳簿の
虚偽記載は匿名分にも及んでおり、「献金者」名が相当数、記載されて
いた。
特捜部は、匿名分が2004~08年分で計約1億8千万円と他の政治家に
比べ突出している点に着目。資金管理団体に1年間に献金できる上限額は
政治家本人が1千万円などと政治資金規正法に規定されていることから、
偽装献金に充てられた首相側の個人資金が量的制限違反に当たるか
どうかについても調べている。
■ソース:共同通信
URLリンク(www.47news.jp)